借金を延滞した場合、言い訳しても無意味

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借金が膨らんでどうにもならなくなってしまうと、いけないとは知りつつもさまざまな理由で延滞をしてしまいがちです。

延滞を故意にしてしまった場合、頭の中にはどのように言い訳をすればよいかということで一杯なのではないでしょうか。ただし、結論から言えば言い訳というのは後々自分の首を絞めるだけなので止めておいた方が無難です。

借金を滞納している人にありがちな言い訳とは

では、実際どのような言い訳が多いのか見ていきましょう。最も多いのが「つい、うっかり」といった理由です。言い訳をしている本人は借金自体は返済するつもりだったけれども、毎日忙しいので忘れてしまっていたという事を伝えたいのでしょう。

ただし、この言い訳はそう何回も通用しません。

消費者金融など金融会社はお金を貸した相手が滞納している場合、手紙や電話などで再三にわたってお金を返してもらうように催促します。頻繁に連絡が来ているのに忘れていたと答えるのは言い訳以外のなにものでもありません。

冠婚葬祭を理由にするというのもありがちなパターンですが、身内の不幸やお祝いがそう頻繁に続くことはまれです。何度も冠婚葬祭を言い訳にしていると金融会社に対する信用度はどんどん下がっていくでしょう。体調不良や思わぬトラブルなどを理由に滞納を続ける人も居ますが、金融会社が知りたいのは滞納している理由ではなく、いつお金を返済できるかです。

これらの言い訳はその場しのぎにしかならず金融会社からの催促はお金をきちんと返済しない限りずっと続きます。

相手はプロなので下手な言い訳はすぐにばれる

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改めて言うまでもありませんが、相手は金融のプロです。新人ならばまだしも、何年も務めていれば色々な債務者に出くわします。追い詰められた人間がする行動というのはじっくり考える時間もままならないからか、ある程度パターン化されています。

ですから下手な言い訳はすぐに相手にバレてしまいます。金融会社は脅すようなことはしないので、その場は引き下がるかもしれませんが、また何事も無かったように期日が過ぎれば督促の連絡を入れてくるだけです。相手の状況を察して引き下がるようなことは決してありません。

下手な言い訳をしても相手にダメな債務者だなというレッテルを貼られて評価が落ちていくだけです。基本的に貧しくなればなるほど考えというのは鈍っていくものです。すると素人にも言い訳であることが見抜けるようになります。

素人が見抜けるような嘘をプロが見抜けないはずはありません。

滞納している場合の伝え方

ちなみに嘘をついてもすぐにばれるからといって、お金がないので払えないという事を正直に伝えるのも良くありません。お金がないことを伝えたからといって、相手は引き下がったりはしないですし、お金がないなりに努力しようという気がない人間だと思われて怒られるだけで何の解決策にもなりません。

では借金を滞納したことが発覚した場合、どのように伝えれば良いのでしょうか。最も有効なのがお金が手元に入る期日を伝え、その日に支払うという事を宣言することです。これならば相手に対してお金を支払うという事をしっかりと伝えているため、金融会社に対しての言い訳とは思われないでしょう。

支払う意志が無いのではなく、支払期日が少し遅れるだけだということが分かればお金が支払われるまで待ってくれるなど、前向きな対応をしてくれることが多いです。出来れば相手から連絡が来るのを待って伝えるのではなく、こちらから支払いが遅れることを先に伝えるようにしましょう。

ただし、これは本当に支払う当てがあるときにだけ使える方法です。支払う当ても無い人は絶対にこういった伝えをしてはいけません。嘘は金融会社に対する信用を大きく低下させ、後々ローンを組む際などに大きく影響を及ぼします。

延滞は癖になりやすいのでしない方が良い

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これも改めて言う事ではありませんが、そもそも延滞自体が絶対にやってはいけない行為です。キャッシングやカードローンは特に借りる理由を決めずにお金を借りられるので便利ではありますが、借りる際には無理のない返済計画を立て、必ず返済できると確信してから借りるようにするのが基本中の基本です。

その借金を返せない状態になっているわけですから、そもそも計画を立てる段階で破たんしているということになります。きちんと返済計画を立てることが出来ない人がお金を気軽に借りてはいけません。更に何事も慣れというのは怖いもので、初めて延滞をした場合はお金のことが気になって夜も眠れないほど不安になるものなのですが、慣れてくるとなぜかマズイという意識が薄れていきます。

更に一度の延滞は収入不足などさまざまな理由で度重なる延滞に繋がりやすいですし、1ヵ月以上返済が遅れてしまうと、それを取り戻す事自体が至難の業になります。

延滞損害金がどんどん膨らんでいく

一度延滞をするとなかなか抜け出せなくなる理由の1つに延滞損害金の支払いがあります。ローンを組む際には審査を受け、契約を組むことになります。その契約書には必ず期日までに入金できない場合は遅延損害金が発生することが記載されています。

延滞をして借りたお金を期日通りに支払えていないわけですから、遅延損害金が発生し、ますます返さなければいけないお金の額は膨らんでいきます。遅延損害金の利率は最大20パーセントなので、一般的な消費者金融会社が設定できるローンの利率よりも高いです。

遅延損害金が発生してしまうと、一生懸命に借金の支払いをしても場合によっては遅延損害金を返済し続けているだけという状況に陥り、借金の元本がなかなか減っていきません。

長期的な延滞は信用情報に悪影響を

金融会社は個人の信用情報という情報を共有していて、そこには1人1人どういった理由でお金を借り、どのような形で返済をしたかが事細かに記載されています。61日以上、つまり3ヵ月以上借金を延滞していると信用情報に事故情報として取り扱われます。

つまりブラックリスト入りするわけです。ブラックリスト入りした時点でそれ以降の金融会社からの借り入れは一切できなくなります。ですから他の金融会社にお金を借りて借金を返済するというその場しのぎの方法すら使うことが出来ず、まずます追い詰められることになります。

また延滞が3か月を過ぎれば一括請求通知という書類が送付されます。これは分割返済の権利を消失したことを意味します。つまり借金を分割ではなく、一括で返済するように請求される恐れがあるというわけです。